高校生のための就職活動攻略 ~強味を活かす~


7月にはいり夏を迎える季節になりました。それと同時に今年の就職活動も本格的になってきましたね(*’▽’)

就職活動と言えば、多くの方が真新しいリクルートスーツに身を包み、頑張っている大学生の姿を想像するのではないでしょうか。

その一方で学ラン、ブレザー姿で就職活動を行っている人達もいます。それは高卒で新卒採用を目指す高校生達です。

調度2017年くらいから『働き方改革』という言葉を耳にするようになりました。

労働人口の減少を解決するために現状の働き方から、より選択性・自由性の高い職場環境への改善を目指して制度の見直しがなされているのです。

主な課題として、

1.長時間労働
2.非正規と正社員の格差
3.労働人口不足(高齢者の就労促進)

の改善が挙げられています。もちろんこれは高卒で就職する人達にもあてはまることです。

今回は採用担当から見た高校生の就職活動についてお伝えしようと思います。

高校生の就職活動は不利なのか?

採用担当から総合的にみて「不利」だと言えます(;^ω^)

解説

2017年度の高校生の卒業後の進路は「進学76.8%」、「就職17.6%」、「その他5.6%」となっています。

ただし、これは専門科、普通科の全てを対象としています。

専門学科ごとに分けると、農業科、商業科、工業科、水産科の生徒達は約57%が高校卒業後に就職をするのです。

思っていたより多いと感じませんか?

これだけ就職する高校生がいるということは就職に有利・不利は関係無いのではと思いがちです。

ただし、これは専門技能を身に付けている高校生に限っての話です。実際「普通科」から就職する学生は8.4%しかいません。

現状では合同企業説明会で出展している企業のほとんどが、採用条件に「大卒」と明記しているところが多く、高卒から採用対象としている企業が圧倒的に少ないという事が不利になっている理由の一つです。

高校生が就職するために身に付けておくべきこと

それでも高卒採用が全く無いわけではありません。というより募集条件が満たせれば十分採用はあります。

そこで高校生の就職に身に付けておくとよい資格をいくつか紹介します。

普通自動車運転免許

主に営業職として採用されるケースが多いです。運転技術というよりは運転免許を持っていることが大事な条件です。昔はMT(マニュアル)免許が一般的でしたが、今はAT(オートマ)限定の方が主流になってきています。

多少下手だとしても仕事で使うことになれば、嫌でも運転することになります。

実際には持っているけど、仕事で運転するのを避けるために「持っていない」と言っている学生もいました(;^ω^)

日商簿記3級(出来れば2級)

商業科の授業等で取得する簿記の資格ですが、これを高校生の時に取得していると非常に高評価です。

主な職種は経理や財務・会計部門になり、特に財務・会計のスキルの基礎的な部分になるため、高卒でも即戦力になることが可能です。

経理職は専門的な部署になるので企業で重宝される部門の一つですので、数年働いてキャリアアップを目指しやすいのも魅力だと思います。

レベル的には「全商簿記」<「全経簿記」<「日商簿記」とありますが、日商簿記2級を持っていれば上場企業でもそこそこ評価されます。

私も高卒採用を担当したことがあるのですが、全員が経理職で簿記の資格保持者を採用させて頂きました。

危険物取扱者試験

工業科でまず取得すべき資格です。主に製造業界から熱いラブコールを受ける事が多く、指定校であればトヨタ自動車や日産自動車など、上場企業への就職が目指せます。工業科卒業後の多くの人が国内外の製造業メーカーへの就職が多いのもこれらの資格の保持が大きな結果をもたらしています。

CAD利用技術者試験

主に製造業や建築関係で活かされる資格です。図面設計をする上で必ず必要になる専門職なので、CADを使いこなすことが出来れば将来的にもキャリアアップにつながることでしょう。

電気工事士

室内電源設備などに関わる基礎的な資格です。この資格も工業科ならではの資格ですので、大変人気のある資格です。

ITパスポート

パソコンやITに関わる職を目指すのであれば、持っておくべき資格でしょう。2009年に出来たまだ若い国家資格であり、これも商業科や情報科などで人気の資格です。

主にネットワーク技術者としてバックオフィスを担う主力になれる可能性があります。基礎的なITスキルも身に付くので一般事務などでも保持していると採用されやすいです。

MOS”マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト”のEXCEL(余裕があればWORDも)

デスクワークのプロフェッショナルであるMOSで、特にEXCELは高評価です。今や仕事にOfficeは欠かせません。その作業効率を格段にあげるために必須なスキルがEXCELなのです。

これを持っているだけで、上司や同僚からも手厚く評価されることでしょう。

業務の中枢に関わるデータベースやマクロを組めるようになれば、企業はあなたをほっておくことはないでしょう。何を目指すか迷っているのなら、間違いなくMOSのEXCELをおススメします

ファイナンシャルプランナー3級(出来れば2級)

金融や保険業界に就職をしたいと思っているなら持っておいて損はないと思います。これからの将来は間違いなくブロックチェーンとファイナンスがくると思っています。

ファイナンシャルプランナーは人の為にライフプランを作ったり、または上手な節税を提案したり、お金の流れを知るためには非常に良い学びになると思います。

例えば、

携帯電話をdocomoからYmobileに乗り換えした場合、月々3000円のコストダウンが可能になるので年間36000円も得をするのです。その得した分で投資をするなり、信託をするというような提案が出来るようになります。

※ちなみに私はファイナンシャルプランナーなのです(‘ω’)ノ


この辺の話は就職を目指している高校生ならほとんど知っていることでしょう。

ここから私がおススメする高卒で就職を目指す人達へ有益な話をさせてもらいます(*’ω’*)


高校生が就職を有利にすすめる秘訣

なぜ企業の高卒採用が少ないのか?

理由は多々あると思いますが、もっとも大きな理由は「企業は大学4年間の熟成期間に価値を見出している」点が挙げられます。

高卒18歳と大卒22歳。

高校卒業後に多感な時期で大きく環境も変わる4年間をどう過ごすかは人格形成にも大事な時期です。

『じっくりと4年間熟成してきた22歳』と『これから熟成する可能性のある18歳』

この4年間の熟成期間に企業は価値を感じているのです。

しかし高卒でも、専門的なスキルがあれば国内メーカーなどは積極的に採用をしているという面もあります。

あなたの持つ強みを一つ持ち、それがどのように活かせるかを考えてみてください。就職の原則はどの業界でも同じです。

最後に私から高卒でも熟成期間を作ることが出来るきっかけをお伝えしたいと思います。

日本経済新聞を理解できるようになれ

電子版ではなく新聞で購買してください。日本経済の事が書かれている専門書が毎日読めるのです。そして書いてあることを理解し、そこからどのような将来になるのか発想力を磨いてください。

高校卒業まで学費がどれだけかかったのか計算しろ

ざっくりで良いので、計算してみてください。

0歳~5歳は保育・幼稚園、6歳~12歳は小学校、13歳~15歳は中学校、16歳~18歳は高校。月々の給食代、授業で使う教材費、修学旅行費、制服代、教科書代、部活動費等分かる範囲で計算しましょう。コストを知ることで、投資と回収の考え方が身に付きます。

週2回だけ身体を鍛えろ

身体を鍛えるということは、目標に向かって努力し続けることになります。毎日やらなくても良いので週に2回程度、メニューを決めてトレーニングをやってください。継続することで大きな自信と実績を自分の力で作ることが出来ます。

いかがでしょうか(‘ω’)ノ

採用担当として高校生の持つ可能性は非常に大きなものです。良い意味でまだ自分の型を持っていないことや、チャレンジできるリスクも取り放題です。少しでも高校生の就職活動にお役に立てればと思っています。

それではまた~(*’ω’*)


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